VR動画の撮り方や必要機材は?VR動画普及の波に乗り遅れるな
VRという技術が発表されただけでも衝撃でしたが、近年さらにVR動画は進化をとげています。今ではVR動画は、特別な技術を持った人だけが制作・視聴できるものではなくなっているのです。VR動画を再生するためのデバイスも低価格で手に入るようになったため、あらゆる分野での活用事例も広がっています。
一般の人でも手軽に楽しめ、さらにVR動画を撮ることもできる現在。企業アピールのために、自社商品やサービスの魅力を伝えるためにVR動画を撮ろうと考えている担当者の方もいらっしゃるでしょう。しかし、どうやって撮ればいいのか、どんな機材をそろえる必要があるのかなど分からないことも多いと思います。
そこで今回の記事では、VR動画の撮り方や必要機材などまとめて詳しく解説していきます。
VR動画とはなにか
VR動画とは、VR、つまりバーチャル・リアリティ(仮想空間)を楽しむための動画です。立体感と臨場感あふれるVR動画は、まるで本当にその場にいるかのような、仮想空間に訪れたかのようなリアルな体験を楽しむことができると人気を集めています。
VR動画と360度動画の違い
360度動画はVR動画と混同されやすいですが、実は大きく異なる点が2つあります。
【VR動画と360度動画の大きな違い】
- ①視点を動かすことができるかできないか
- ②ゴーグルの着用が必要かどうか
360度動画は、上下左右の画面移動が可能です。しかし、目線を動かすことはできません。自分がどんな動きをしても、目線は固定されたままなので、360度を決まった視点から見渡すことができる動画になります。
一方VR動画は、視点を動かすことができます。自分が下を向けば目線も下に、ジャンプをすれば目線も上下に動く。360度動画より、自分が仮想空間にいるようなリアル体験ができるのです。
自分と目線、動きを連動させるため、VR動画を見るためには専用ゴーグルの着用が必要になります。360度動画は専用ゴーグルの着用も必要ありませんが、その分、没入感は劣ることになるのです。
VR動画撮影のために必要な機材
VR動画を自分で撮りたいと思ったら、まずは撮影に必要な機材をそろえる必要があります。
【VR動画撮影に必要な機材】
- ・360度撮影ができる専用カメラ
- ・VR動画の専用アプリ
- ・VR専用ゴーグル
VR動画の撮影自体は、スマホに専用アプリをダウンロードすればよいだけです。しかし、360度立体感ある動画を撮るためには、別付けの専用カメラが必要になります。VR動画が撮れる360度カメラでは、『GoPro』が知名度も高いでしょう。また、撮影したVR動画を確認するためには専用のゴーグルもそろえておかなければなりません。
VR動画の撮り方と公開手順
VR動画を撮り公開するまでには、大きく4つのステップを踏むことになります。
【VR動画のステップ】
- ①VR動画の概要を決める
- ②VR動画の撮影をおこなう
- ③VR動画の編集をおこなう
- ④VR動画を公開する
上記4つの手順について、より詳しく解説していきます。
①VR動画の概要を決める
VR動画を撮るときは、まずどんなVR動画を撮りたいのか、企画や構成を考える必要があります。自分で撮って自分だけが見るものであれば、好きに撮っても問題ありません。
しかし、より多くの人に視聴してもらいたい・集客や認知拡大につなげたいと考えている場合は、やはり企画や構成をしっかり作りこんでおかなければいけないのです。
②VR動画の撮影をおこなう
企画や構成が決まったら、次にVR動画の撮影に入ります。VR動画を撮るために必要な機材を準備して、企画・構成にそってVR動画を撮影していきましょう。
VR動画を撮影する際は、音声機材もそろえておくと動画と同時に音声もきれいに録音できます。VR動画の臨場感あふれる動画に加えて、音声も適切に入れていくと、視覚・聴覚どちらの観点からも良質な動画を撮ることができるでしょう。
③VR動画の編集をおこなう
VR動画の撮影が終わったら、編集作業も忘れてはいけません。VR動画の編集は、専用のアプリ(ソフト)でおこなうことができます。画像編集や動画編集と同じように、文字を入れる、効果音を入れる、画質を調整するなど編集作業を進めていきましょう。
VR動画と音声がきれいに撮れていれば、それだけでも普通の動画とは違う特別なものになります。しかし、編集作業をおこなうことで、より高クオリティで視聴者を引き付けるVR動画になるはずです。
④VR動画を公開する
VR動画の編集まで終えたら、ついに公開です。VR動画を公開できる場は多くありますが、それぞれルールが異なるため、公開前にしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
今回の記事では、VR動画の撮り方や必要機材などまとめて詳しく解説してきました。VR動画がだれでも気軽に楽しめるだけでなく、自分で撮ることも比較的容易となった現代。趣味だけでなく、さまざまな分野での活用事例も増えているので、VR動画をうまく使っていけばより視聴者の興味をひくことができるでしょう。
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