【無料】mp4ファイル圧縮ツール6選|圧縮が必要な理由やメリット・デメリット
動画コンテンツが普及し、個人も企業も簡単に撮影・編集・投稿が叶う現代。mp4ファイルはSNSに投稿する際にも使われている拡張子のため、動画を扱う人であれば一度は目にしたことがあるでしょう。
しかしmp4ファイルの容量が大きく、送受信やアップロードができないという事態に陥ったことがある人も多いはずです。そんなときにおすすめなのが、mp4ファイルの圧縮ツールの活用です。mp4ファイルの圧縮にはメリット・デメリットもあるので、それぞれ理解したうえで対策をとり圧縮をしていく必要があります。
そこで今回の記事では、今おすすめのmp4圧縮ツールのほか、mp4ファイルを圧縮する必要性やメリット・デメリット、そして圧縮方法までまとめて詳しく解説していきます。
mp4ファイル圧縮ツール6選
mp4ファイルの圧縮は、動画編集ソフトやオンライン上で簡単におこなうことができます。
圧縮サービス名 |
サービス分類 |
Leawo Prof.Media |
動画編集ソフト |
Windows10 フォト |
動画編集ソフト |
videosmaller |
オンラインフリーサービス |
WonderFox Free HD Video Converter Factory |
フリーソフト |
Free Video Compressor |
フリーソフト |
XMedia Recode |
フリーソフト |
上記に挙げたのはほんの一例ですが、無料でmp4ファイルの圧縮ができます。
Leawo Prof.Media
Leawo Prof.Mediaは、動画編集ソフトです。mp4ファイルの圧縮だけでなく、Blu-rayやDVDへの変換などさまざまな作業をおこなうことができます。mp4ファイルをSNSや動画投稿サイトへ投稿したい場合はもちろん、DVDなどで楽しみたいといった場合にも活用できる無料ソフトです。
Windows10 フォト
Windows10 フォトは、Windows10にもともとインストールされている動画や画像の編集ソフトです。圧縮工程も簡単なので、Windows10を使用している人はぜひ利用してみてください。
videosmaller
Videosmallerはオンライン上で誰でも無料で、そして簡単にmp4ファイルを圧縮することができます。圧縮したいmp4ファイルを選択して動画の横幅などを設定するだけで完了するため、とにかく簡単に手軽にmp4ファイルを圧縮したい人にはピッタリです。
WonderFox Free HD Video Converter Factory
WonderFox Free HD Video Converter FactoryはPC専用の圧縮ソフトです。圧縮はもちろん、mp4動画の一部から静止画GIFを作ったり、音楽ファイルの編集をしたりすることも可能です。
Free Video Compressor
mp4ファイルを指定したサイズに圧縮できるFree Video Compressor。公式サイトからは英語版しかダウンロードができませんが、外部サイトでは日本語版も配布されています。使い方が簡単ですが、圧縮後の画質低下が起こりやすいのが難点です。
XMedia Recode
mp4ファイルをさまざまな形式に圧縮することができるXMedia Recodeは、mp4動画から音声を消したり、抜き出したりといった編集も容易にできるフリーソフトです。 有能なソフトですが作業環境は不安定で、動画圧縮中に強制終了してしまうこともあるため、時間に余裕をもって圧縮作業をおこないましょう。
mp4ファイルを圧縮する必要性
mp4ファイルの圧縮は、絶対しなければいけないものではありません。しかしなぜ、mp4ファイルの圧縮が必要とされるのか。一番の目的は、mp4ファイル容量を小さく・軽くするためです。
mp4ファイルに限らず、ファイル容量の大きいものはストレージを圧迫し、サーバーに負荷をかけます。そのため、mp4ファイルの送受信やダウンロード・アップロードに時間がかかってしまったりうまく実行できなかったりしてしまうのです。
mp4ファイルを自分だけで楽しむ場合はいいかもしれませんが、ファイルデータのやり取りをする場合は圧縮をしていたほうがスムーズにおこなえることが多いため、圧縮が必要になります。しかし、mp4ファイルの圧縮にはデメリットもあるため、デメリットを理解し相手の了承を得たうえで行うようにしましょう。mp4ファイルを圧縮するメリットやデメリットについては、このあと詳しく解説していきます。
mp4ファイルを圧縮するメリット
mp4ファイルを圧縮するメリットは、以下のようなものが挙げられます。
【mp4ファイル圧縮のメリット】
- ・ファイル容量が小さく軽くなる
- ・データ送受信が楽になる
- ・ダウンロードやアップロードが楽になる
- ・視聴も快適におこなうことができる
mp4ファイル圧縮最大のメリットは、やはり容量が小さくなることです。データの送受信やダウンロード・アップロードが楽になります。
それだけでなく、mp4ファイルをSNSや動画投稿サイトに公開しようとする場合も、mp4ファイルの圧縮が必要になるケースがあるのです。SNSや動画投稿サイトによっては、mp4ファイルの最大容量が決まっていることがあります。そのため、mp4ファイル圧縮をしないと投稿・公開自体ができないこともあるのです。
また、mp4ファイル圧縮は視聴者側にも利点があります。容量が大きいものだと、視聴するまでの読み込みに時間がかかったり、再生が不安定になったりしてしまうのです。そのため、mp4ファイルを圧縮して軽くしておいてあげることでスムーズな視聴が叶い、より多くのユーザーに動画を見てもらうことができるでしょう。
mp4ファイルを圧縮するデメリット
メリットの次は、mp4ファイルを圧縮するデメリットも解説します。圧縮作業は自分にとっても視聴者や送信先の相手にとっても良いことばかりに思えますが、デメリットとなる部分も存在するのです。
【mp4ファイル圧縮のデメリット】
- ・圧縮した動画の質は落ちる
- ・圧縮ファイルが解凍できないこともある
mp4ファイルを圧縮すると、動画の画質はどうしても落ちてしまいます。そのため、圧縮しなくともファイル容量を軽減できるようにエフェクトや加工などを無駄に使わないなどの工夫が必要です。
また、圧縮したmp4ファイルの解凍には専用ツールが必要になることがあります。送信先に解凍できるツールが入っていないと、mp4ファイルを取り出すこともできません。
画質が荒くて使えないから圧縮しないでほしいといわれたり、解凍ツールがなくて開けなかったりというトラブルをなくすためにも、mp4ファイルを送信するときは相手に確認してから圧縮作業をおこないましょう。
mp4ファイルの圧縮前には必ずバックアップを
mp4ファイルを圧縮する前には、必ずバックアップをとってください。mp4ファイルに限らず、圧縮したことにより、画質が落ちた動画をもとの状態にもどすことはできないのです。そのため、mp4ファイルを圧縮するときは必ずバックアップをとることを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、mp4ファイルを圧縮することの必要性やメリット・デメリット、そして圧縮方法までまとめて詳しく解説してきました。mp4ファイルの圧縮は、自分や相手の作業効率をあげるだけでなく、視聴者にも良い影響を与えます。しかし、せっかく作った動画の画質が落ちて使い物にならなくなってしまうこともあるので、バックアップをとり十分注意したうえで圧縮をしてください。
mp4動画を制作したい、容量も大きすぎずSNSや動画投稿サイトへ公開できる動画が作りたいという人は、ご自身で制作するのもいいですが、ぜひ弊社ライブフォーに一度ご相談ください。動画制作において豊富な実績を持もつからこそご提案できることも多くあります。企画・撮影・編集まで安心してお任せいただけます。