インフォマーシャルって何?種類や活用方法メリット・デメリット
インフォマーシャルとは、造語です。テレビCMの一種ではありますが、私たちの想像しているテレビCMとは違います。
「自社商品やサービスの魅力を伝えるためにはインフォマーシャルがいい」と聞いたことがある人もいらっしゃると思いますが、どんなものにもメリット・デメリットがあります。またそれ以前に、インフォマーシャルとはどんなものなのか、どういう種類があるのかを理解していなければ、うまく活用することはできません。
そこで今回の記事では、インフォマーシャルに関する基礎知識や疑問に思うであろう点を解説していきます。インフォマーシャルに興味がある、配信したいと考えている人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
インフォマーシャルとは
冒頭でも述べた通り、インフォマーシャルは造語です。「インフォメーション(Information)」と「コマーシャル(Commercial)」を組み合わせています。「インフォメーション=案内・紹介」、「コマーシャル=CM・宣伝」という意味です。つまり、商品やサービスを紹介するためのCMがインフォマーシャルなのです。
アメリカで生まれたインフォマーシャルは、現在日本の地上波のみならず、すべての放送波で毎日放送されています。
インフォマーシャルとテレビCMの違い
インフォマーシャルとテレビCMはいずれも商品やサービスの宣伝ですが、それぞれ目的や動画(映像)尺の長さ、配信の狙いなど大きな違いがあります。
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インフォマーシャル |
テレビCM |
動画(映像)尺 |
60秒~29分 |
15秒~30秒 |
動画内容の目的 |
商品やサービスの購買意欲向上のための情報 |
認知度やイメージのアップをするための情報 |
配信の狙い |
オンラインや電話注文で即購買行動につなげるため |
HPや実店舗への誘導を促すため |
一番の違いは、尺の長さでしょう。私たちが普段目にするテレビCMは、番組の間にいくつものCMが流れるので、どんなに長くても30秒程度。しかしインフォマーシャルは、30分にわたる長尺のものもあるのです。
また、「商品やサービスの宣伝」という大きな枠組みは同じでも、それを見た消費者にどのような行動をとってもらいたいのか、という目的は変わってきます。インフォマーシャルかテレビCMか迷ったときは、それぞれの目的を理解し、ベストな方法を選択しましょう。
インフォマーシャルの種類
インフォマーシャルと一口にいっても、その種類は豊富です。テレビCMより長い尺がつかえるので、ひとつの番組のように仕上げることもできます。
インフォマーシャルの種類 |
内容 |
ショッピングタイプ |
コメンテーターが商品の魅力を細かく伝え購買意欲をかき立てるタイプ |
番組タイプ |
旅番組のような、見ていて面白い工夫をし視聴者に売り込んでいると思わせないようなタイプ |
番組内コーナータイプ |
テレビ番組の出演者が出演し、テレビ番組内に組み込んであるタイプ |
インフォマーシャルの種類は大きくわけて上記3つですが、それぞれを組み合わせて制作することもできるので、活用の幅はとても広いです。
インフォマーシャルのメリット
テレビCMではなくインフォマーシャルを活用するメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
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【インフォマーシャルのメリット】
・リアルタイムで反応を得ることができる
・テレビCMより購買意欲をかきたてやすい
・信頼性やイメージアップにつながる
インフォマーシャルの放送中は、リアルタイムで続々と注文が入ってくることも多くあります。リアルタイムで消費者の反応を見ることができるのは、テレビCMにはないメリットです。また、尺が長い分、自社商品やサービスの魅力をよりしっかり伝えることができ、購買意欲をかきたてることにつなげられるのもインフォマーシャルならではといえるでしょう。
さらにインフォマーシャルは、地上波などのテレビで放送されるものです。ネットで公開されているものよりも、全国ネットで放送されているインフォマーシャルのほうが信頼性・好感度のアップにつながるでしょう。その分、視聴者に嘘をつかず真摯に対応する姿勢が大切です。
インフォマーシャルのデメリット
続いては、インフォマーシャルを制作するデメリットも解説していきます。
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【インフォマーシャルのデメリット】
・制作費用や掲載費用が高い
・テレビをあまり見ない世代もいる
インフォマーシャルは尺が長い分、制作費用も高くなります。出演料なども含めると、より高額になるでしょう。また、放送する枠を購入するにもお金がかかります。とくにテレビを見ている人が多い時間帯であればあるほど、放送するための費用も高額になるのです。
また、ネット上で見られる動画コンテンツが普及したことにより、テレビをあまり見ない世代も多くいます。せっかく高額な費用をかけて制作したインフォマーシャルが、ターゲット層に見てもらえないということもあるのです。自分が狙うターゲット層がテレビを見るのか見ないのか、見る時間はいつなのかリサーチをしてからインフォマーシャルの制作・放送をしましょう。
まとめ
今回の記事では、インフォマーシャルの基礎知識やメリット・デメリットまでまとめて詳しく解説してきました。自社商品やサービスのアピールをしたい、購買意欲を高められるインフォマーシャルや動画制作をしたいという場合は、ライブフォーにお任せください。豊富な動画制作の実績から、企画・撮影・編集とベストな提案をさせていただきます!